2026/08/18 11:08
8月20日から23日まで、別府駅の「べっぷ駅市場」に出店します。
5月に続いて2回目です。
べっぷ駅市場のシェアキッチンに、もし一年の終わりに、
「今年、最もやりすぎた出店者はどこですか?」
という賞があるなら、取りたいと思っています。
目指せ「やりすぎで賞」。
前回は、POPUPなのにかなりヘビー級のオーディオを持ち込みました。
照明もいじって、Julioの絵を飾って、古書や、僕が90年代からずっと持っている雑誌まで持っていった。
珈琲もその場で淹れて、当然、その場に合わせて音楽も選ぶ。
だいぶバカバカしい。
でも、こういうのが昔から好きなんです。
若い頃、冗談みたいなことを本気で思い、本気でやることを、友人と「冗談本気」と呼んでいました。
今回の準備をしながら、そういえばそんな言葉を使っていたな、と久しぶりに思い出しました。
前回嬉しかったのは、
「常設のお店みたいですね」
「ずっとここにあったみたい」
と言ってもらえたこと。
たぶん僕は、数日間だから適当にやる、というのが苦手なんでしょう。
せっかくなら、その数日だけでも、ここにしかない場所を作りたい。
右手で珈琲、左手でボリューム。
前回、約2年ぶりに大量のハンドドリップもしました。
そのとき知人に笑われたことがあります。
僕が、
曲が変わるたびに、右手で珈琲を淹れながら、左手でオーディオのボリュームを無意識に触っていた。
録音によっても違う。
楽器によっても違う。
曲によっても違う。
その曲が一番気持ちよく立ち上がる音量って、やっぱりあるんです。
長く音楽を聴いていると、もう癖なので、気になったら触らずにはいられない。
珈琲を淹れている最中くらい放っておけばいいのに。
と思います。
でも、たぶん今回もやります。
人に音楽を「処方」していた頃。
昔、湯布院でCREEKS.という店をやっていた頃、お客さん一人ひとりに3曲とか5曲とか、その人のために音楽を選ぶことをしていました。
音楽の好みは聞きませんでした。
好きな色。
好きな季節。
朝が好きか、夜が好きか。
休日をどう過ごすか。
自分らしいと思うのはどんなときか。
そんなことを聞いて、その人を一度バラバラにして、僕なりに音楽へ置き換えていく。
今思えば、薬剤師とか漢方の、
「処方」
にちょっと似ています。
だから僕の中では、
人に音楽を処方する。
という感覚だったのかも。
初めて聴く曲ばかりなのに、
「全部好きです」
と言って驚いてもらえたり。
もっと嬉しかったのは、数か月後とか、一年後くらいにもう一度来て、
「また選んでください」
と言ってくれることでした。
あれは本当に嬉しかった。
たぶん僕は昔から、音楽そのもの以上に、
人と音楽が出会う瞬間
が好きなんだと思います。
今回は、音楽そのものにも少し意識を向けてもらう。
前回のべっぷ駅市場では、その場にいる人や時間を見ながら、ずっと選曲していました。
今回はもう一歩進めます。
ジャズを中心に、
THIS IS|わかりやすい。
BLUR|わからないまま。
OUT OF|どこか、気配。
NEIGHBOR|すぐそばに。
というような入り口を作ってみます。
時代で切ったり。
一人の音楽家だけを追ったり。
場所を移動したり。
ジャズのすぐ隣で鳴っていたボサノバやソウルへ行ってみたり。
これは僕が昔から好きな仕事です。
音楽をタテヨコに編集する。
ただし、難しいジャズ講座をやりたいわけではありません。
「あ、いま鳴っているこれ、なんだろう」
と少しだけ意識を向けてもらえたらいい。
羊羹を売りたくて、ジャズ羊羹を作ったわけではない。
ここまで書いていて思うのですが、
これは結局、僕が最初にジャズ羊羹を作った理由そのものなんです。
ジャズ羊羹は、羊羹を売りたくて作った商品ではありませんでした。
僕がそれまでやっていた音楽活動だけでは、なかなか出会えなかった人と出会いたかった。
鍵盤柄の羊羹なら、キャッチーで、ちょっと可愛げもあって、
「なんで羊羹にピアノ?」
とツッコミも入れたくなる。
その入口から、音楽に少しでも興味を持つ人がいたら面白い。
そんなことが始まりでした。
ところが予想以上に注目してもらいました。
オンラインで広がって、百貨店から声をかけてもらって、全国へ出かけるようになりました。
ありがたいことです。
ただ、その結果、
長い間、
手段と目的が入れ替わった。
羊羹を通して音楽と出会うきっかけを作りたかったのに、
いつの間にか羊羹を売ることそのものが仕事の中心になっていました。
もちろん、それが悪かったとは思っていません。
ジャズ羊羹があったから、これまでの音楽活動だけでは到底出会えなかった人たちに出会えました。
でも、本人がその入れ替わりに気づくのは、かなり遅かった。
今年、ジャズとようかんは今の店へ移って10周年を迎えました。
そして10周年を前にした今年6月、10年間続けてきた百貨店催事から、いったん卒業しました。
ジャズ羊羹をやめたいからではありません。
むしろ逆です。
音楽が鳴っている場所に、ジャズ羊羹が自然と存在している。
もう一度、そこへ戻したかった。
今回のべっぷ駅市場は、その具体的な実験の一つです。
8月は別府。
9月下旬には東京の分室ミチカケでJulioさんとの企画。
10月には名古屋で、Ann Sallyさんとのコンサートのある場所へ。
悲しきスキルアップ。
もちろん今回も、ジャズ羊羹を持っていきます。
そういえば、案外知られていないことがあります。
鍵盤柄はプリントではありません。
黒い部分も羊羹です。
伝統的な「吸い込み」というやり方で、竹炭を使った黒い羊羹を、職人が筆で型へ流し込んで作っています。
昔は、線が少し太かったり、細かったり。
ちょっと途切れたり。
いかにも手仕事という揺れがありました。
ところが何年も作り続けるうちに、職人がどんどん上手くなった。
今では本当にきれいです。
きれいすぎて、
「これ、プリントですよね?」
と言われます。
僕はこれを、
悲しきスキルアップ
と呼んでいます。
上手くなればなるほど、手仕事だと気づいてもらえなくなる。
職人に怒られそうですが。
羊羹そのものの甘さも、昔ながらの羊羹よりかなり控えています。
理由は単純で、お茶だけと食べてほしいわけではないからです。
珈琲。
紅茶。
ワイン。
ウイスキー。
そんな飲みものとも一緒に楽しんでほしい。
「羊羹は甘すぎるから苦手」
という人にこそ、一度食べてもらえたらと思っています。
滅多にない、普通のカヌレ。
そして今回も、宵闇カヌレを。
僕は勝手に、
「めったにない、ふつうのカヌレ」
と呼んでいます。
見た目は普通なんです。
ものすごいものが上に載っているわけでもない。
写真を撮った瞬間に「映える」仕掛けがあるわけでもない。
でも、黒糖やいちじくなどを後から飾るのではなく、生地そのものへ入れて、美味しく成立させている。
フランスで研鑽した上原シェフが作っています。
見た目の派手さではなく、中身で成立する。
こういうものが僕は好きです。
信用している人たちのものを持ち込む。
珈琲は東京のBERTH COFFEE。
味だけでなく、人や仕事へのスタンスも含めて、長く信頼しているチームです。
今回はエチオピアを使って、
COLD BREWとMILK BREW。
真夏なので、珈琲以外も。
徳島・鳴門の川添フルーツの、すだちとクラフトコーラも持っていく予定です。
考えてみれば、今回やっているのは、
自分が好きで、信用しているものを、小さな空間へギュウギュウに持ち込む
ことなのかもしれません。
ますます「やりすぎで賞」に近づいてきました。
10周年と、熊本のこと。
今回はもう一つ、PRAY for KumamotoのTシャツ、トート、缶バッジも作りました。
僕にとって、2016年の熊本地震と、今のジャズとようかんの店は切り離すことができません。
当時やっていたCREEKS.の最後の営業日は2016年4月15日。
そして4か月後の8月8日に、現在の店を開きました。
その後、小さいながら、毎年4月に友人のミュージシャンへ熊本のための曲を書き下ろしてもらう「PRAY for Kumamoto」という活動を続けていました。
ただ、ここ2年ほどは会社のことなどもあって、止まっていました。
今年は移転10周年。
その直前の7月28日に、再び熊本で大きな地震がありました。
僕には、
「やり残していたことを、もう一度やるタイミングなんじゃないか」
と思えました。
そこでイラストレーターのJulioさんにお願いして、新しい絵を作ってもらいました。
Tシャツ。
トート。
缶バッジ。
製作費を除いた販売収益は、熊本の支援に回します。
大きな義援金が重要なのは言うまでもありません。
でも僕は、それとは別にずっと気になっていることがあります。
本屋。
映画館。
喫茶店。
花屋。
ライブハウス。
レコード店。
コーヒー店。
道路や建物が元に戻ったとしても、
その町を、その町らしくしていた小さな文化がなくなっていたら、本当に「元に戻った」と言えるんだろうか。
だから今回は、そんな場所への「ご贔屓支援」ができないかと思っています。
この話は、別に改めて書きます。
4日間しかいないのに。
そんなわけで、8月20日から23日まで、べっぷ駅市場にいます。
珈琲を淹れて。
羊羹を切って。
カヌレを出して。
音楽を選んで。
曲が変わるたび、たぶんボリュームを触って。
暇があれば、本の位置を直して。
照明も気になれば触って。
4日間しかいないのに、また余計なことをたくさんやると思います。
でも、たぶんそれでいい。
目指さなくても、たぶんきっと「やりすぎで賞」はぼくのものです。
そしてこれは、別府の4日間だけの話ではありません。
ジャズ羊羹を、もう一度音楽が鳴っている場所へ。
人と音楽が出会う、その間へ。
10周年の先を、そこからもう一度作ってみたいと思っています。
8月は別府。
9月は東京。
10月は名古屋。
近くで音が鳴るときに、ぜひ遊びに来てください。
5月に続いて2回目です。
べっぷ駅市場のシェアキッチンに、もし一年の終わりに、
「今年、最もやりすぎた出店者はどこですか?」
という賞があるなら、取りたいと思っています。
目指せ「やりすぎで賞」。
前回は、POPUPなのにかなりヘビー級のオーディオを持ち込みました。
照明もいじって、Julioの絵を飾って、古書や、僕が90年代からずっと持っている雑誌まで持っていった。
珈琲もその場で淹れて、当然、その場に合わせて音楽も選ぶ。
数日しかいないのに。
でも、こういうのが昔から好きなんです。
若い頃、冗談みたいなことを本気で思い、本気でやることを、友人と「冗談本気」と呼んでいました。
今回の準備をしながら、そういえばそんな言葉を使っていたな、と久しぶりに思い出しました。
前回嬉しかったのは、
「常設のお店みたいですね」
とか、
「ずっとここにあったみたい」
と言ってもらえたこと。
たぶん僕は、数日間だから適当にやる、というのが苦手なんでしょう。
せっかくなら、その数日だけでも、ここにしかない場所を作りたい。
前回、約2年ぶりに大量のハンドドリップもしました。
そのとき知人に笑われたことがあります。
僕が、
曲が変わるたびに、右手で珈琲を淹れながら、左手でオーディオのボリュームを無意識に触っていた。
録音によっても違う。
楽器によっても違う。
曲によっても違う。
その曲が一番気持ちよく立ち上がる音量って、やっぱりあるんです。
長く音楽を聴いていると、もう癖なので、気になったら触らずにはいられない。
珈琲を淹れている最中くらい放っておけばいいのに。
と思います。
でも、たぶん今回もやります。
人に音楽を「処方」していた頃。
昔、湯布院でCREEKS.という店をやっていた頃、お客さん一人ひとりに3曲とか5曲とか、その人のために音楽を選ぶことをしていました。
音楽の好みは聞きませんでした。
好きな色。
好きな季節。
朝が好きか、夜が好きか。
そしてなぜ好きなのか。
自分らしいと思うのはどんなときか。
そんなことを聞いて、その人を一度バラバラにして、僕なりに音楽へ置き換えていく。
今思えば、薬剤師とか漢方の、
「処方」
にちょっと似ています。
だから僕の中では、
人に音楽を処方する。
という感覚だったのかも。
初めて聴く曲ばかりなのに、
「全部好きです」
と言って驚いてもらえたり。
もっと嬉しかったのは、数か月後とか、一年後くらいにもう一度来て、
「また選んでください」
と言ってくれることでした。
あれは本当に嬉しかった。
たぶん僕は昔から、音楽そのもの以上に、
人と音楽が出会う瞬間
が好きなんだと思います。
前回のべっぷ駅市場では、その場にいる人や時間を見ながら、ずっと選曲していました。
今回はもう一歩進めます。
ジャズを中心に、
THIS IS|わかりやすい。
BLUR|わからないまま。
OUT OF|どこか、気配。
NEIGHBOR|すぐそばに。
というような入り口を作ってみます。
時代で切ったり。
一人の音楽家だけを追ったり。
場所を移動したり。
ジャズのすぐ隣で鳴っていたボサノバやソウルへ行ってみたり。
これは僕が昔から好きな仕事です。
音楽をタテヨコに編集する。
ただし、難しいジャズ講座をやりたいわけではありません。
「あ、いま鳴っているこれ、なんだろう」
と少しだけ意識を向けてもらえたらいい。
羊羹を売りたくて、ジャズ羊羹を作ったわけではない。
ここまで書いていて思うのですが、
これは結局、僕が最初にジャズ羊羹を作った理由そのものなんです。
ジャズ羊羹は、羊羹を売りたくて作った商品ではありませんでした。
僕がそれまでやっていた音楽活動だけでは、なかなか出会えなかった人と出会いたかった。
鍵盤柄の羊羹なら、キャッチーで、ちょっと可愛げもあって、
「なんで羊羹にピアノ?」
とツッコミも入れたくなる。
その入口から、音楽に少しでも興味を持つ人がいたら面白い。
そんなことが始まりでした。
ところが予想以上に注目してもらいました。
オンラインで広がって、百貨店から声をかけてもらって、全国へ出かけるようになりました。
ありがたいことです。
ただ、その結果、
長い間、
手段と目的が入れ替わった。
羊羹を通して音楽と出会うきっかけを作りたかったのに、
いつの間にか羊羹を売ることそのものが仕事の中心になっていました。
もちろん、それが悪かったとは思っていません。
ジャズ羊羹があったから、これまでの音楽活動だけでは到底出会えなかった人たちに出会えました。
でも、本人がその入れ替わりに気づくのは、かなり遅かった。
今年、ジャズとようかんは今の店へ移って10周年を迎えました。
そして10周年を前にした今年6月、10年間続けてきた百貨店催事から、いったん卒業しました。
ジャズ羊羹をやめたいからではありません。
むしろ逆です。
音楽が鳴っている場所に、ジャズ羊羹が自然と存在している。
もう一度、そこへ戻したかった。
今回のべっぷ駅市場は、その具体的な実験の一つです。
8月は別府。
9月下旬には東京の分室ミチカケでJulioさんとの企画。
10月には名古屋で、Ann Sallyさんとのコンサートのある場所へ。
少しずつ、ジャズ羊羹を音楽の鳴っている場所へ連れていきます。
悲しきスキルアップ。
もちろん今回も、ジャズ羊羹を持っていきます。
そういえば、案外知られていないことがあります。
鍵盤柄はプリントではありません。
黒い部分も羊羹です。
伝統的な「吸い込み」というやり方で、竹炭を使った黒い羊羹を、職人が筆で型へ流し込んで作っています。
昔は、線が少し太かったり、細かったり。
ちょっと途切れたり。
いかにも手仕事という揺れがありました。
ところが何年も作り続けるうちに、職人がどんどん上手くなった。
今では本当にきれいです。
きれいすぎて、
「これ、プリントですよね?」
と言われます。
僕はこれを、
悲しきスキルアップ
と呼んでいます。
上手くなればなるほど、手仕事だと気づいてもらえなくなる。
職人に怒られそうですが。
羊羹そのものの甘さも、昔ながらの羊羹よりかなり控えています。
理由は単純で、お茶だけと食べてほしいわけではないからです。
珈琲。
紅茶。
ワイン。
ウイスキー。
そんな飲みものとも一緒に楽しんでほしい。
「羊羹は甘すぎるから苦手」
という人にこそ、一度食べてもらえたらと思っています。
滅多にない、普通のカヌレ。
そして今回も、宵闇カヌレを。
僕は勝手に、
「めったにない、ふつうのカヌレ」
と呼んでいます。
見た目は普通なんです。
ものすごいものが上に載っているわけでもない。
写真を撮った瞬間に「映える」仕掛けがあるわけでもない。
でも、黒糖やいちじくなどを後から飾るのではなく、生地そのものへ入れて、美味しく成立させている。
フランスで研鑽した上原シェフが作っています。
見た目の派手さではなく、中身で成立する。
こういうものが僕は好きです。
信用している人たちのものを持ち込む。
珈琲は東京のBERTH COFFEE。
味だけでなく、人や仕事へのスタンスも含めて、長く信頼しているチームです。
今回はエチオピアを使って、
COLD BREWとMILK BREW。
真夏なので、珈琲以外も。
徳島・鳴門の川添フルーツの、すだちとクラフトコーラも持っていく予定です。
考えてみれば、今回やっているのは、
自分が好きで、信用しているものを、小さな空間へギュウギュウに持ち込む
ことなのかもしれません。
ますます「やりすぎで賞」に近づいてきました。
今回はもう一つ、PRAY for KumamotoのTシャツ、トート、缶バッジも作りました。
僕にとって、2016年の熊本地震と、今のジャズとようかんの店は切り離すことができません。
当時やっていたCREEKS.の最後の営業日は2016年4月15日。
そして4か月後の8月8日に、現在の店を開きました。
その後、小さいながら、毎年4月に友人のミュージシャンへ熊本のための曲を書き下ろしてもらう「PRAY for Kumamoto」という活動を続けていました。
ただ、ここ2年ほどは会社のことなどもあって、止まっていました。
今年は移転10周年。
その直前の7月28日に、再び熊本で大きな地震がありました。
僕には、
「やり残していたことを、もう一度やるタイミングなんじゃないか」
と思えました。
そこでイラストレーターのJulioさんにお願いして、新しい絵を作ってもらいました。
Tシャツ。
トート。
缶バッジ。
製作費を除いた販売収益は、熊本の支援に回します。
大きな義援金が重要なのは言うまでもありません。
でも僕は、それとは別にずっと気になっていることがあります。
本屋。
映画館。
喫茶店。
花屋。
ライブハウス。
レコード店。
コーヒー店。
道路や建物が元に戻ったとしても、
その町を、その町らしくしていた小さな文化がなくなっていたら、本当に「元に戻った」と言えるんだろうか。
だから今回は、そんな場所への「ご贔屓支援」ができないかと思っています。
この話は、別に改めて書きます。
4日間しかいないのに。
そんなわけで、8月20日から23日まで、べっぷ駅市場にいます。
珈琲を淹れて。
羊羹を切って。
カヌレを出して。
音楽を選んで。
曲が変わるたび、たぶんボリュームを触って。
暇があれば、本の位置を直して。
照明も気になれば触って。
4日間しかいないのに、また余計なことをたくさんやると思います。
でも、たぶんそれでいい。
目指さなくても、たぶんきっと「やりすぎで賞」はぼくのものです。
そしてこれは、別府の4日間だけの話ではありません。
ジャズ羊羹を、もう一度音楽が鳴っている場所へ。
人と音楽が出会う、その間へ。
10周年の先を、そこからもう一度作ってみたいと思っています。
8月は別府。
9月は東京。
10月は名古屋。
近くで音が鳴るときに、ぜひ遊びに来てください。
